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吉田えり選手

吉田えり選手が、プロ野球、関西独立リーグの神戸9クルーズに、ドラフトで指名されました。吉田えり選手は、神奈川県立川崎北高校の2年生で、まだ16歳。吉田えり選手が神戸に移動した先での、学校を探したりと色々調整すべきことは残されていますが、国内初の女子プロ野球選手の誕生が確実になりました。プロ野球は興業であり、話題先行との見方もありますが、吉田えり選手は何よりも実力で夢への切符を勝ち取っったので。他の女子選手への波及効果も期待しましょう。


トライアウト

11月の2日〜4日に神戸市で行われたトライアウトで、吉田えり選手は延べ8人の打者と対戦しました。吉田えり選手の右下手から繰り出される80キロ台のナックルボールで幻惑し、8人の打者は無安打に封じ込められました。元阪神投手で神戸9クルーズの中田監督は「下からナックルを投げるのは難しい。本当に揺れながら落ちるし、おもしろい戦力になる」と評価しています。「女子にとって野球が見るものではなく、やりたいと思うものになるかもしれない。吉田にはそんな選手の目標になってほしい」中田監督はこのようにも述べています。

 

1950年に始まった国内の女子プロ野球は、一時は20チーム以上もありました。しかし資金難や興業トラブルなどを理由に、わずか2年でアマチュア化されました。男女の雇用機会均等が叫ばれる中、1991年に野球協約が改正され、プロ野球への女子選手の参加が認められました。プロ球団の入団テストを受ける女子選手も現れましたが、プロ契約を結ぶのはまだまだ先だと見られていました。

 

女子選手については、体力面の不安や危険性を指摘する声が依然としてあります。しかし、今回のトライアウトにもソフトボールの実業団トップクラスの選手が参加するな ど、女性にとってもプロ野球への関心は高いです。吉田えり選手の活躍によっては、運営面で独自性を追求する独立リーグが、女子選手をうまく取り入れて活躍の場を与えてくれる可能性も出てきました。今後の吉田えり選手と関西独立リーグから、目が離せません。

 



関西独立リーグ

関西独立リーグとは、四国・九州アイランドリーグ、BCリーグに次ぐ国内3番目の独立リーグとして2009年4月に開幕します。大阪、神戸、紀州(和歌山)、明石(兵庫)の4チームがあり、今後、滋賀、京都などを加え8チームになっていく見込みです。1球団が20人のプロ選手と契約し、年間72試合を行います。 コミッショナーは元西武の石毛宏典氏です。

 



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